top of page

ばらばら

  • 執筆者の写真: A
    A
  • 2020年8月6日
  • 読了時間: 1分

最近、壁時計やカーテンや大きな照明器具のない生活をしています。

したいわけではないのですが仕方なしにそうなってしまいました。


真っ白な壁を見上げてしまうたびに、くせというものはなかなか抜けてくれないのだと思い知らされます。

日が落ちるのも遅くなったので、時間のわからないまま気がついたら部屋が真っ暗になっていたり。

でも、電気はつけられないし。

ああ、スーパーも閉まっちゃったな、といった具合で夜を迎えます。


(大丈夫。来週には何もかも元どおりです。)


いままで読んだ本や棚を手放したりもしています。

その度にみるみる体が軽くなって、高く高く飛んで行ってしまいそうになります。

たぶん本はわたしの一部だったから。

ありがとう。お世話になったね。


なんというか、こういう生活って本来「死んでるみたいだ」というのが正しいのでしょうが、私は不思議と「生きてるなあ〜」と感じます。

朝が来て、夜が来て、眠って、起きる。振り返る。しいん。


ああ。生きてるなあ。


June 2020

 
 
 

最新記事

すべて表示
最近と最近と今日

有難いことに、とても素敵な現場で演奏させていただいています。 自分の無知に呆れ果てたり、できないことに直面したりするのは日常茶飯事ですが 先輩方が真剣に、心から楽しんで音楽をつくる姿を目の当たりにして 「わたしも、やろ!!」というポジティヴな気持ちになります。...

 
 
忘れてはいけないことと忘れたいこと

大学を受験すると決めたとき、 大学で出会える友達は一生物だよ、と高校の先生が言った。 ずっと友達は数えるほどしかいなかった。 誰が友達で、友達じゃないのか、私にはわからなかった。 私は友達がほしかったし、勉強は苦手だった。...

 
 
2022-2023 Schedule

<update 2022.11.28> ◾️2022.11.24 (Thu) - 25 (Fri) CHRIS POTTER meets BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA directed by ERIC MIYASHIRO...

 
 

Comments


Commenting on this post isn't available anymore. Contact the site owner for more info.

©2024  Ayu Takao

bottom of page